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第53回関東医歯薬大学ラグビーリーグ
ご挨拶 開催要項 参加上の諸注意 チーム責任者へ 10人制競技規則
公式戦日程(結果) チーム紹介 ユニフォーム 順位表
10人制競技規則

特別ルール 解説

(1) グラウンド
グラウンドの広さは15人制と同じ、正規のものとする。
人数に合わせてグラウンドを狭くするのではなく、より広くなった「スペース」を活かすためのハンドリングとランニングを重視したゲームを目指すということ。

(2) 試合時間
前半15分、ハーフタイム5分以内、後半15分とする。
少ない人数で正規のグラウンドの広さで行うということは、15人制以上のスタミナが要求される。よって、15分ハーフで行う。

(3) スクラム
a) フロントロー2名、バックロー2名の2-2システムとする。
a)フロントローはプロップ、フッカーの2名からなり、ボール投入チームは左にプロップ、右にフッカーとなる。バックローはNo.8、フランカーの2名である。
b) No.8は必ずフロントローの間にバインドしなければならない。フランカーは、ボール投入チームは左に、相手チームは左右どちらについても構わない。
No.8はプロップ、フッカーそれぞれに両肩でバインドしなければならない。ボール投入チームのフランカーが左に付くのは、フッカーがフッキングするときにフランカーが右に付くことによってバランスを崩すことを防ぐ為である。相手チームは相手の予想される攻撃に応じて、フランカーの位置を決めて良いということ。
c) 押すことは一切禁止とする。
d) 相手ボールのフッキングを乱す行為は禁止とする。
c)d)スクラムは攻撃再開の為の起点とだけ考える。
e) フッキングミスが起きた場合、同じ側のボールとして再度やり直しとする。
フッキングミスによってトンネル内にとどまった場合や、相手側に蹴り込んでしまった場合など、全てやり直しとする。これはスクラムが攻撃再開の起点であるという考え方だけでなく、無意識の押し合いによるスクラムの崩れを防止する為のものである。
f) スクラムが組まれている間は、4人のプレーヤー全員がスクラムが終了するまでバインドしていなければならない。
スクラムからのサイドアタックは認められるが、15人制19歳未満のルールと同じように解消まで4人で組み続けなければならない。よって、サイドアタックはNo. 8が持ち出すことのみOKとなる。
g) ボールを入れるプレーヤー(SH)の直接の相手(相手側のSH)はボールがスクラム内にある間、双方のフロントローの肩を超えてはならない。
相手側SHのオフサイドラインはボールの位置ではなく、組み合っているフロントローの肩の線である。(もちろん投入する反対側に回ったときのオフサイドラインはスクラムの最後尾である。)
[罰則]
 b):FK
 c、d、e、f):PK

(4) ラインアウト
ラインアウトの構成人数は最低2名、最高4名である。
構成人数の最低が2名というのは15人制と同じだが、最高を4人とした。これはモールの基本的な構成人数を考慮した数字である。FWプレーヤーは4名なので、この場合BKプレーヤーが投入などを行うことになる。
[罰則]
 FK

(5) キック
キックの使用は、例外を除き自陣のみ可能とする。
キックは、ハーフウェイラインより自陣側からのキックのみが許可される。これは、広いスペースゆえにキック合戦に終始することを予防する意味がある。
[例外]
・PKでのすべてのキック(PGをふくむ)
・FKでのタップキック
・GK
・地上にあるボールをキックすること
[罰則]
キックを蹴った地点で反則をしなかった側ボールのスクラム。

(6) その他
その他のルールについては、当連盟にて採用している15人制の19歳未満競技規則に準ずる。

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