平成24年度開幕にあたって

平成24年4月1日
関東医歯薬大学ラグビーフットボール連盟理事長　宇津宮　幸正

医歯薬のみなさん、新年度を迎えて進級し、昨年度とはまた一味違った気持でラグビーに取り組む姿勢を持っていることだろうと思います。ご存知のように今年度は60回大会です。
昭和28年に4大学で始まった医歯薬リーグも昨年の59回大会では30校が出場しました。
また今年度第13回を迎える第一・三共カップメディカルセブンズも参加校は関東医歯薬リーグの加盟校だけではありませんが、関東医歯薬リーグを中心に全国の医歯薬大学を集め盛況に開催されています。
我々医歯薬関係者にとってラグビーは将来職業とするものではなくあくまでも楽しみの範囲のものであります。それゆえ真剣に学生時代に燃え尽きるまでやる、またただの趣味の一環としてやる、各校考え方は色々あると思います。ただラグビー自体は真剣にやらないと危険な競技であります。昨年度は各校の指導者がたの安全対策への徹底が功を奏して重症事故はありませんでした。ラグビーをやる以上小さい傷はやむをえませんが、重症事故は絶対起こらないよう、ある意味で真剣に今年度もラグビーに取り組んでいただきたいと思います。
医歯薬ラグビーでは大学に入学して初めてラグビーを開始する学生が多いですが、入学当初はルールも全く分からず右往左往している学生が2,3年たち、さらに責任学年になると
見違えるような青年になって、よく成長したなと感動させられる場面が長くラグビーに接していると多くあります。我々関係者は学生のそのような姿を見て、逆にパワーをもらっているのかもしれません。
とにかく今年も安全にラグビーを楽しみましょう。