既に主管長の任務は次期主管校の日本医科大学さんに引き継いでおりますが、年度末ということで、この場をお借りして主管長退任のご挨拶をさせていただきます。

一昨年の12月から今年の1月までの1年と少しの間でしたが、関東医歯薬大学ラグビー連盟の主管長という、学生の代表として自分の今までの人生において最大の仕事をやらせていただきました。
日頃から主務の方々へのメール、電話での連絡、主将会の準備や司会進行、総務委員会への出席、会計など多くの貴重な経験をさせていただきました。この経験は普段の学生生活ではできない経験でいい社会勉強になり、非常に感謝しております。また関東医歯薬ラグビーリーグは学生だけでなく石井理事長、宇津宮書記長をはじめとする多くの理事の先生方のおかげで我々がラグビーができているのだと言うことを感じることもできました。特に今年度に関しては公式戦を再開させるための「公式戦再開プロジェクト2010」から始まりましたので多くの理事の先生のご協力をいただきました。学生はもっとそのような感謝の気持ちを持ってプレーしてほしいと思います。

また今年度は最終的に4チームが棄権で試合ができなくなってしまいました。獨協医科大学や自治医科大学さんの協力もあり、例年通りの10人制ではなくセブンスという形で東京歯科大学さん、神奈川歯科大学さんはラグビーをすることはできましたが、あまり試合数が組めませんでした。来年度以降はもっと協力して下さるチームがあればいいと思います。
しかしこのリーグは私たちが生まれる遥か昔から存在する伝統のあるリーグです。ラグビー人口の減少が取りざたされておりますが、この伝統あるリーグの灯を消すわけにはいきません。ラグビーはとても魅力的なスポーツです。各学校勧誘に力を入れ、リーグの繁栄に協力していただければいいと思います。

最後になりましたが、先生方、各校の皆さんに私の至らないところがあり、ご迷惑をお掛けしたこともあったとは思いますが、皆様のご協力のおかげで1年間リーグを運営し、主管長の任を終えることができました。本当にありがとうございました。

平成22年度主管長　獨協医科大学　平澤　樹