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平成15年度関東医歯薬大学ラグビーリーグ

競技規則
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平成15年度競技規則改正
2003年4月6日付。北、南半球ともに6月1日から実施。


ルール改正点の大要

●第4条
 プレーヤーの服装
1.追加着用を認めるもの
(d)IRB規定集第12条に基づく指先を切った手袋
4.スタッド
図の中のスタッドの長さを最高21mmに変更
7.プレーヤーの服装の点検
(a)試合主催者の指名を受けたレフリーとタッチジャッジは、本条に照らしてプレーヤーの服装とスタッドを点検しなければならない。

●第5条
 試合時間
7.その他、時間に関する規則
(f)トライ後に時間が終了した場合には、レフリーはコンバージョンキックを行うための時間を与えるものとする。
(g)新設
レフリーは、自身の裁量により、気温が非常に高く、また、湿度が高い場合、給水のための中断を前後半のそれぞれに1回、許可してもよい。時間は1分以内とする。失われた時間は前後半それぞれの中で追加するものとする。この中断は通常、得点の後、またはボールがハーフウェイライン付近でデッドとなった場合に行うのが望ましい。

●第9条
 得点方法
Bコンバージョンキック
3.相手側
最初の文を以下に変更
(a)相手側のプレーヤーはすべて、キッカーがキックをするため近づき始めるか、キックをしようとするまではゴールラインに退かなければならず、かつゴールラインを踏み越えてはならない。

関東医歯薬リーグ10人制特別競技規則
特別ルール解説

(1)グラウンド
グラウンドの広さは15人制と同じ、正規のものとする。

人数に合わせてグラウンドを狭くするのではなく、より広くなった「スペース」を活かすためのハンドリングとランニングを重視したゲームを目指すということ。

(2)試合時間
前半15分、ハーフタイム5分以内、後半15分とする。

少ない人数で正規のグラウンドの広さで行うということは、15人制以上のスタミナが要求される。よって、15分ハーフで行う。

(3)スクラム
a)フロントロー2名、バックロー2名の2-2システムとする。

a)フロントローはプロップ、フッカーの2名からなり、ボール投入チームは左にプロップ、右にフッカーとなる。
バックローはNo.8、フランカーの2名である。

b)No.8は必ずフロントローの間にバインドしなければならない。フランカーは、ボール投入チームは左に、相手チームは左右どちらについても構わない。
No.8はブロップ、フッカーそれぞれに両肩でバインドしなければならない。ボール投入チームのフランカーが左に付くのは、フッカーがフッキングするときにフランカーが右に付くことによってバランスを崩すことを防ぐ為である。相手チームは相手の予想される攻撃に応じて、フランカーの位置を決めて良いということ。

c)押すことは一切禁止とする。
d)相手ボールのフッキングを乱す行為は禁止とする。

c)d)スクラムは攻撃再開の為の起点とだけ考える。

e)フッキングミスが起きた場合、同じ側のボールとして再度やり直しとする。
フッキングミスによってトンネル内にとどまった場合や、相手側に蹴り込んでしまった場合など、全てやり直しとする。これはスクラムが攻撃再開の起点であるという考え方だけでなく、無意識の押し合いによるスクラムの崩れを防止する為のものである。

f)スクラムが組まれている間は、4人のプレーヤー全員がスクラムが終了するまでバインドしていなければならない。
スクラムからのサイドアタックは認められるが、15人制19才未満のルールと同じように解消まで4人で組み続けなければならない。よって、サイドアタックはNo.8が持ち出すことのみOKとなる。 g)ボールを入れるプレーヤー(SH)の直接の相手(相手側のSH)はボールがスクラム内にある間、双方のフロントローの肩を越えてはならない。

g)ボールを入れるプレーヤー(SH)の直接の相手(相手側のSH)はボールがスクラム内にある間、双方のフロントローの肩を越えてはならない。
相手側SHのオフサイドラインはボールの位置ではなく、組み合っているフロントローの肩の線である。(もちろん投入する反対側に回ったときのオフサイドラインはスクラムの最後尾である。)

〈罰則〉
 b):FK
 c、d、e、f):PK

(4)ラインアウト
ラインアウトの構成人数は最低2名、最高4名である。

構成人数の最低が2名というのは15人制と同じだが、最高を4人とした。これはモールの基本的な構成人数を考慮した数字である。FWプレーヤーは4名なので、この場合BKプレーヤーが投入などを行うことになる。
〈罰則〉
 FK

(5)キック
キックの使用は、例外を除き自陣のみ可能とする。

キックは、ハーフウェイラインより自陣側からのキックのみが許可される。
これは、広いスペースゆえにキック合戦に終始することを予防する意味がある。
(例外)
・PKでのすべてのキック(PGをふくむ)
・FKでのタップキック
・GK
・地上にあるボールをキックすること
〈罰則〉
キックを蹴った地点で反則をしなかった側ボールのスクラム。

(6)その他
その他のルールについては、当連盟にて採用している15人制の19才未満競技規則に準ずる。



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