ホーム > 試合・大会情報 > 第49回関東医歯薬大学ラグビーリーグ 結果 > ご挨拶

第49回関東医歯薬大学ラグビーリーグ

ご挨拶
開催概要リーグ日程競技規則改正チーム紹介対戦結果戻る

関東医歯薬ラグビーフットボール連盟
会 長 加賀美 尚

 今年、 私達関東医歯薬ラグビーフットボール連盟は、 五十シーズン目を迎えます。 異常とも言える猛暑のさ中、 皆さんは合宿練習にあるいは東医体に精進・奮闘されていることでしょう。 ペンを走らせながら脳裏から離れないのは、 熱中症や重症の事故が発生してはいないかという懸念です。
 「紺屋の白袴」 とか 「医者の不養生」 など、 皮肉っぽいときにはいささか自虐的で弁解じみた諺があります。 しかし、 私達のラグビーにとって世間並みに苦笑しながら口にしたり聞き流せるものではありません。 医療事故の報道が跡を断たず、 医療への不信が取沙汰されている昨今です。 これは明日の医療を担う諸兄への期待を込めて注がれる視線の厳しさとも受け取れましょう。 学生である君達はこれにどう応えるか。 私は、 諸兄がラグビーへの態度を通じて 「将来医療に携わる若者達は、 さすがにしっかりと自己管理をし、 安全には万全の努力を傾けている」 と評価されるよう努力することが最も肝要と考えます。 不遜のそしりを顧りみず手前勝手な願望をあえて言うと、 「ラグビーをやった人なら信頼して命を預けられる」 という評価を広めたいのです。
 誤解を招かないよう付言しておきます。 安全を優先する余り、 私達のラグビーが及び腰で萎縮してしまってはなりません。 安全への追究がラグビーの新しい可能性を生み出してゆかなくては意味がありません。 新しい治療法にたゆみなく果敢に挑戦してゆくように。
 皆さんとともに、 学生生活でのスポーツの意味とラグビーの素晴らしさをラグビー界の一隅から、 あらためて世に問おうではありませんか。 充実した輝かしいシーズンであることを祈念しております。


このページの先頭へ


大会実行委員長 小宮宜満

 第 49 回の医歯薬ラグビーリーグ開幕を迎えます。
 今春はラグビー W 杯予選が行われ、 日本代表はこれまでにない大差のゲームで来年の本大会に出場が決定しました。 サッカー W 杯一色のなかで存在感を示したのではないでしょうか。 本大会での好成績に期待しましょう。 ラグビー人気の回復のため、 日本協会も本格的な取組みを進めています。 我々も少ない人数からの飛躍のため仲間作りに頑張りましょう。
 今年度は 10 人制の部が無く、 15 人制のみとなりました。 11 年度から創設された 10 人制は、 ラグビーをしたくとも出来ない、 部員不足のチームが活躍出来るラグビーの場を提供するためのものでした。 15 人制ラグビーは各チームのこだわりであり、 今回各チームがメンバーを確保出来たことは嬉しいことです。 ラグビーを安全に楽しむことを基本にシーズンを過ごしてください。
 プレーの面では W 杯前年ということで、 ルール改正も少なく違和感も少ないでしょう。 ルール改正は少ないのですが、 今年度ぜひ意識してほしいのは、 ラグビーに対する理解が、 上位チーム、 下位チームそしてレフリーを含め同じであってほしいことです。 体力、 技術は違っても様々なシチュエーションにおいて、 プレーヤー、 レフリーが同じ理解を持たないとフラストレーションが増し発展がありません。 特にタックルの後、 ラック、 ファウルプレーなど。 ボールを殺さない、 時間を殺さないプレーを。 立ってプレーしましょう。 体力が無く、 寝てしまうプレーヤーを見掛けますが、 立っていないプレーヤーはプレー出来ないということを明確にしてほしいと思います。
 医歯薬リーグ 50 周年も目前となりました。 一年間鍛えた結果を出し、 節目の年に向けて、 レベルアップしたゲームを期待します。


このページの先頭へ


主将会主管長 田中 繁

 今年で関東医歯薬ラグビーリーグは 49 回目を迎えました。 近年ではラグビー競技者の数が減ってきており、 試合をすることさ困難であるときもありますが、 今年は昨年度 10 人制に登録していた学校すべてが 15 人制に復帰するなど、 ラグビーをするものとしてはうれしい限りです。
 来年は関東医歯薬リーグ 50 周年の記念の年でありますが、 今多くの学校でラグビーを楽しめているということは、 これまで関東医歯薬リーグを盛り立ててきてくださった先輩方のおかげだと思います。 このリーグを支えてくださっている方々への感謝を忘れずにラグビーをすることが、 これからのリーグを盛り上げていくことでしょう。
 ラグビーは過酷なスポーツといわれますが、 日々の練習と熱意があればこれほど楽しいものもないと思います。 だからこそ体や技術、 精神を鍛え、 その成果を試合で発揮していただきたいと思います。 そしてそういった経験から得られるものは得がたいものであり、 自らを成長させてくれることでしょう。
 それでは選手の皆さん、 怪我をすることなく、 実力を発揮し、 すばらしいリーグ戦にしてゆきましょう。


このページの先頭へ