ホーム > 試合・大会情報 > 第62回関東医歯薬大学ラグビーリーグ > ご挨拶
関東医歯薬大学ラグビーフットボール連盟会長
青山 進午
昨シーズンは4部から毎年昇格してきた防衛医科大学校が1部でも他校を寄せ付けず優勝を果たしました。短い練習時間を有効に活用した賜物と思われます。
ラグビーもプロ全盛の時代ですが、学業と両立させる工夫をするのが本来のラグビーで、医歯薬リーグはまさに当てはまります。
ラグビーが長年ラグビー精神の礎としてきたのがアマチュアリズムですので、本来の姿で出来ているのが我々医歯薬リーグです。
部員数もほとんどの学校が少ない事と思われますが、創意工夫して効果的な練習を重ねれば全てのチームにチャンスはあると思います。
各校とも新入生を迎え夏合宿を経て新しいチーム作りが進んだ事でしょう。
リーグ戦に入れば勝負ですから必ず勝者敗者があります。たとえ負けたとしても、きつかった練習が生かされて、悔いはあっても満足出来るシーズンであって欲しいものです。
医歯薬リーグは長年の課題である事故の無いラグビーを標榜して久しいですが執行部の先生方や学生の皆様方の努力により、この5年間重傷事故は起きていません。今シーズンもこれだけは継続していきたいものです。
基本練習は怠りなくして下さい。
また、良いラグビーには良いレフリーが必要です。これに関しても、時間はかかりますが執行部の先生方が大変努力して下さっています。
これらが相まってラグビー精神の込められた素晴らしいラグビーが出来ます。
今シーズンも医歯薬リーグに皆さんの溌剌とした素晴らしいプレーが随所に見られる事を期待しています。
各校の健闘を祈ります。
主将会主管
藤井 良将(東海大学医・健科部)
厳しい夏合宿を乗り越え、いよいよ今年も関東医歯薬ラグビーリーグが始まります。これまでチームの支柱となっていた先輩方が卒業し、新チームとして各校とも優勝、昇格を目指し、練習に励んできたことかと思います。昨年良い成績を残したチームも涙を呑んだチームもあるかと思いますが、心を一つにチーム一丸となって勝利に向かって突き進んでほしいです。
2019 年、日本でラグビーワールドカップが開催されます。ドームの設計などで物議を醸している新国立競技場の他、国内では熊谷、花園など12 箇所が試合会場に選ばれました。その中の1 つに岩手県釜石市がありますが、釜石市は東日本大震災で大きな被害を受けました。ラグビーには、“No pain, no gain”という言葉があります。皆さんご存知の通り「苦労なくして得るものなし」という意味ですが、釜石市では震災の傷痕が未だ強く残りながらも、ラグビー場の誘致を成功させました。
多くの苦労を経て獲得した釜石市の競技場誘致は、まさに“No pain, no gain”だったのではないでしょうか。
私は今年度の医歯薬ラグビーリーグの運営に携わるという貴重な機会をいただきました。運営するにあたり楽なことばかりではありませんでしたが、理事の先生方のお力添えもあり無事シーズン開幕を迎えることができました。
これからシーズンを迎える上で、さらなる問題やトラブルが発生するかもしれません。そのような中でも、皆さんのご協力も得ながら“No pain, no gain”の精神でさらなる成長ができればと考えております。
皆さんも、フェアプレー精神を忘れずに精一杯今シーズンの集大成をぶつけてほしいと思います。共に医歯薬ラグビーリーグを盛り上げていきましょう。