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15.10.062015:10:06:22:03:38

10月18日の試合変更に関する経緯の詳細について

10月18日の松戸グラウンドにおける試合会場変更に伴い、連盟としての対応の報告と謝罪をさせていただきます。


平成27年10月18日の試合会場変更に関する経緯の詳細
-連盟としての対応の報告と謝罪-

医歯薬連盟理事長 宇津宮幸正


平成27年10月18日,第63回リーグ戦開催予定試合の➀松戸VS東海②慈恵VS日大歯の2試合の試合会場予定の松戸グランドが8月30日第2回理事会にてシーズンの日程確認・承認後、9月17日に日大稲城グランドに執行部から日程が変更されました。
本来,連盟規約9条に「理事会は本連盟の最高の意思決定機関であり」とあります。したがって、8月の第2回理事会・主将会がそのシーズンの運営に際しての最終決定会議であり、公式試合の日程が最も重要な協議事項であり、あわせて、選手登録に関してもその他の事項に関してもシーズンの最終的な決定をする会議と位置づけられているといえるでしょう。
今回、上記変更の経緯につき,非公式ではありますが一部理事の方からも,変更の経緯の詳細を明確にするようにという要請がありました。私自身要請を伺い、確かに理事の方の申し出は当然のことであると判断し、更に、今後このような事態があるとレフリー変更、各種連絡等において支障をきたす恐れがあり紛糾事態の発生は必須であり、医歯薬リーグ関係者の方々にとっては理由不明と思われるこのグランド変更は6月の主将会での日程決め、8月の理事会・主将会の存在を無視した行為と受け取られるのではないかと危惧し、書記長・総務委員長に変更に至った詳細の調査を指示し、報告を受けましたので私見も加えご報告させていただきます。

まず,今回の事象の発生の遠因として、6月に開催される第2回主将会における今年度からのグランド決めの方法の変更があったと考えられます。理事の方々は、ほとんどご存じないと思いますが、主将会における「グランドの決め」はグランド所有各校の自校で行いたい思惑があり、これまで決定に長時間を要しました。そのようなこともあり、今年度からレフリー委員会側からの1グランド2試合という長年の要望を受け執行部では主将会で対戦カードだけを決め試合会場は執行部一任という形にして各チームより承認を得ました。公平を期すためにあるチームのグランド使用が突出した試合数にならないように配慮しました。
 この方法の利点としては事故時、レフリーの緊急時に対応ができる一方欠点として各チームの遠方への遠征がやや多くなる可能性があることと地域が広いためレフリーの割り当てが難しい点があげられます。ただ利点の割合が大きいので今後への布石とするには大変良い方法と思われます。

今回の問題点は、この6月の主将会での未決事項(「松戸グランドに一応決めるが、もし可能であれば稲城グランドで行う」という取り決めが執行部内であった)がありました。しかし、8月の理事会においてはその時点では未決事項のままであり,プログラム上も松戸グランド使用と掲載されたまま、理事会もこの形で通過しております。その後9月に入り稲城グランドの使用許可が得られたので,プログラム25p 3試合変更に関するレフリーからの要望 に則り,すでに決定していたレフリーに問い合わせたのち一部変更し、グランド変更の通達をHPに掲載したというのが事実であります。

ここで考えられるのは6月の主将会で執行部が試合会場を決める権限がどの時期まで及ぶかという点で、理事会側からの見方としては今まで登録選手の件などにおいても8月の理事会での確認・承認という形をとっています。したがって試合に関する取り決めは理事会時点で最終決定であり、決定したならばそれ以前の申し合わせ事項はないという考えが大事であります。
また未決事項ならば責任者がこの時点で理事会の承認を得るべきであると思います。今回の場合ならば、理事会の試合予定発表の際に、但しとして,松戸Gから稲城グランドに変更がある可能性がある旨を伝えるべきであったと考えます。その経過を経ての変更ならば問題はありませんが、承認なしで行うならば理事会軽視ととられても仕方がないと思います。
このような事象が一度でも起こり看過されたとすると、せっかくの1グランド2試合の試合会場の決め方のみならず、連盟自体の運営の公平さに対してまでも不信感を持たれる恐れがあり、この点を執行部は肝に銘ずるべきであります。

①プログラムの掲載事項は、最終的に理事会にて承認を受けるという手順を踏み、理事会での議決事項は天変地異等不測の事態以外変更しないという原則が守られなかった
②主将会における未決定事項が最終理事会後でも通用すると解釈されていた。
ということが今回の調査で判明し、今回の問題点であると考えます。

以上より今回ご迷惑をおかけした該当校、特にグランド変更になった松戸、当初の担当レフリー、レフリー委員会及び理事会に対してお詫びして今後執行部として同様の事態が発生しないよう努力いたします。


以上

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