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試合・大会情報

関東医歯薬大学ラグビーリーグやメディカルセブンズなど、連盟に関連する試合・大会の情報です。
第59回関東医歯薬大学ラグビーリーグ
 

ご挨拶

2011年シーズンに向けて

関東医歯薬大学ラグビーフットボール連盟会長
青山 進午

 春の医歯薬大学のメインイベントであるメディカル7ʼsが東日本大震災の直後であったにもかかわらず多くの方々のご努力により無事開催できた事に心より感謝いたします。
 まだ、日本中が落ち着くには程遠い状況ではありますが、その中で各校とも新入生を加え、苦しい夏合宿を経て、昨年に優るティーム作りに励んでこられたことでしょう。
 学生数の少ない医歯薬大学の宿命ですが、数校を除きどの大学も部員不足と限られた練習時間のなかで、それぞれ工夫され知恵を絞って努力されているのには敬服しています。
 ラグビーがすばらしいスポーツであるから苦労してもその甲斐があります。
 世界のラグビーがティーム強化の為プロ化に向かう流れは止められないでしょう。
 しかしその為に良きラグビー文化・精神が失われつつあるようにも思われます。
 ラグビーのプロで無い医歯薬大学の皆さんであるからこそ出来る良き文化・精神の継承があると思います。
 3年程前から理事会執行部の先生方が、年1回各校キャプテンを招いて、ラグビー文化・精神の真髄を掌握された著名な講師の方々にご講演頂いているのも、医歯薬リーグにラグビー本来の良い所を浸透させていく事にあると思います。
 スポーツの中で、1ティーム最多のプレーヤーで、防具無しで、最も規制の少ないルールで行われるラグビーには激しいコンタクトが伴います。
 怪我をしないような十分なトレーニングとともに自分をコントロールする精神力や多くの良きラグビー文化を医歯薬リーグ全体に拡め、本来のラグビーは医歯薬リーグに継承されているといわれる様になって欲しいと思います。
 講義・実習・実験の合間の、なかなか全員揃っての練習も困難な状況ですが、皆さんの潜在能力は絶大です。7ʼsに例をとってみても、10年前の初期と近年を比べたら雲泥の差です。15人制でも各ティームがもう少しずつ努力・工夫すれば今より1ランクアップ出きると確信しています。
 一方で執行部の先生方はレフリーの育成にも力を入れて下さっています。
 自分達のリーグOBのレフリーで大半の試合を消化できるリーグは多くはありません。
 この良き伝統を継承して若手の先生方にもご協力を頂きながら、さらに上級のレフリーの育成を推進していきます。
 これらが相成り、激しくとも怪我をしないトレーニングされた身体と所謂ラグビー精神の継承された素晴らしいプレーが見られるシーズンになる事を期待しています。



ご挨拶

主将会主管長
河口 拓哉(日本医科大学3年)

 長いようで短かった夏も過ぎ去っていき、今年も待ちに待った秋リーグが開催される季節がやってまいりました。各校とも優勝、昇格を目指して、日々厳しい練習に励んでいたことと思います。今年は3月11日に東日本大震災が起こり、練習ができない期間があった学校も多くありました。こうして無事に秋リーグの開催を迎えることができ、ほっとするとともに、改めてラグビーができる喜びを感じることができました。
 また、偶然にも主管長という大きな役職につかせて頂き、貴重な経験をさせて頂きました。
すべてが初めての経験で戸惑うことも多々ありましたが、総務委員の先生方をはじめ、多くの方の力添えがあり、何とかここまで来ることができました。主管長として、大会の運営に関わることで、理事の先生方の我々学生への思いを身近に感じることができました。たとえば、安全面への配慮からバランステストの結果を用いた意識障害の伴わない脳震盪の判定基準の導入や、今回初めてとなる合同チームのリーグ参戦は我々学生により安全で、より多くのラグビーをする機会を与えてくださるという気持ちの表れでしょう。こうしたことを身近で知ることができ、このリーグでプレーすることの喜びを感じました。
 さて、今年で関東医歯薬大学ラグビーリーグは第59回を迎えます。この長い歴史に傷をつけぬよう、更なる発展を目指して、学生一同、精一杯プレーしたいと思います。今年の開幕戦は9月18日です。9日からはラグビーワールドカップが開催されますが、一流のプレーを見つつ、それに負けないように各校盛り上がり、良い結果を残せますよう、ご健闘お祈りしております。

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